細金卓矢
歴史的傑作『日本橋高架下R計画』で、アニメーションとモーショングラフィックスの境界線を突破し、現在まで続くカルチャーを作り出した細金卓矢。彼のその原点と言えるのが、まだ彼が2ちゃんねるFLASH・動画板のコテハン「2501」だった頃に制作された、この…
お題を与えられ、そこから8時間で新作映像をひとつ作る……『Cut and Paste Tokyo 2009』というトーナメント・イベントに、細金が出展した作品。超短距離走で制作されているからか、細金の持ち味であるポップセンスが存分に生かされたものになっている。細金は…
モーショングラフィックスの雄、細金卓矢の個人作品。驚くなかれ。本作の発表は2010年だ。正方形の画角、有機的なカラーリング、3DツールにはCinema 4Dが取り入れられ……(繰り返すが、7年前である!)。当時これを観た時は、細金の他の作品と比べるとやや難…
GIFアニメーションのカルチャーが「WEB系アニメーター」を生み、2ちゃんねるのFLASH・動画板が「PV系」……のちの「MG系」と呼ばれるモーショングラフィックスのカルチャーを育て、After Effectがアマチュアクリエイターにも浸透し、ニコニコ動画がVocaloidを…
モーショングラフィックスはまったく専門分野ではないので、より詳しい方が丁寧に説明してくださることはきっとあると思うけれど……。ここ数年で、抽象絵画のようなアプローチがメインストリームだったモーショングラフィックスに、急激に具象的なアニメーシ…