irodori
毎月必ず、なにかしらの新作映像をニコニコのアカウントにアップし続ける。その途方もないirodoriの試みは、商業作品を手がけていようが、何をしていようが、時々更新日をズラして危ない橋を渡ろうが、とにかく続けられていた。最後のころの動画コメント数は…
irodori作品の面白い共通点は、実はどの物語にも「神さま」の要素があることだ。『眼鏡』の狂気じみたメガネ信仰、『ケムリクサ』で示唆される世界を動かす(主人公たちを消そうとしている)存在、『らすとおんみょう』のそのものズバリな陰陽師バトル、そし…
人類が荒廃したかも? しれない世界、そこに「人間」が紛れ込む! ……あ、『けものフレンズ』のあらすじじゃありませんよ。これです、これ。 irodori第三作目。またしても作風は驚くべき大変革を遂げた。女の子に突き刺さる刃! しかし女の子はそれを何ともせ…
そりゃもう、ビックリした。『眼鏡』に続くirodoriの第2弾作品は、作画中心の2D作品だったからだ。セリフもなく、叙情的で、4分間でちょっと心がホッとなるような小作。『眼鏡』とは正反対のアプローチだった。 シナリオがしっかり作られているのが見事な作…
irodoriがユニークだったのは、スタート当初から「バンドです(チームです)」と銘打っていたことだ。ひとりで作ることが一種のステータスだった自主制作アニメーションに、チーム制作での効率化と化学反応を持ち込もうとした。これは伝聞なので間違っていた…